季節とお餅料理

おもちは日本の四季折々の行事によく用いられます。昔から人の生命に力を与える食物とされるおもちは、お酒と並んで祭りや行事の供物として欠かせないものでした。
おもちには「神霊の宿るもの」という言い伝えがあり、供物を意味する「おそなえ」ということばが、重ね餅の代名詞となっていることからも、それがわかります。

おもちの歴史は古く、年の暮れにお餅をつき、お正月に食べる風習は平安時代から行われていたようです。例をあげればきりがない程ですが、季節によるおもち料理はさまざまで、地方地方によっても、季節感いっぱいのおもち料理があるようです。

これはおもちがいかに私たち日本人の生活に密着しているかということの表れと言えるでしょう。今は、昔のようにわざわざお餅をつかなくても、便利な包装餅を使って季節をあしらったおもち料理がいつでも楽しめるのは、嬉しいことです。

季節のお餅

1月 正月餅。草餅。3日、13日、23日は太子講(たいすこ)の餅団子を作る。
2月 山の神の餅、かき餅、寒餅。
3月 節句餅(紅こ餅ともいう)。菱餅。
4月 釈尊降誕日に白餅。八十八夜によもぎの葉を入れた草餅。
5月 柏餅(柏だけでなく笹をもちいることもある)笹餅。
6月 ぼた餅。
7月 さなぶり餅(田植の終わったあとの祝い餅)
8月 14日盆のこわめし。
15日白餅(枝豆をゆでてつぶし、調味したものをつける)=ズンダ餅16日彼岸餅(白餅または枝豆、あずきを付ける)。月見だんご。
9月 おはぎ、月見だんご。
10月 米に芋などをまぜ、あん、納豆をつける芋ぼて。
11月 刈り上げの祝。他の月よりたくさんの白餅。のし餅にした草餅。
12月 正月餅(白餅)の用意及び、年に一度小米を用い枝豆を入れる。

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